
諸事情により、一時帰国して3か月ほどコペンハーゲンに住み、9月からフォルケに戻ってきた。フォルケ再開してからあっという間に1か月が経った。春タームで4週間目までを記していたので、1か月経った5週間目からについては秋タームでの生活を記したいと思う。

4週間目はいよいよコーチングの内容に入ってきて、コーチとしての心得や、1つ1つのコーチングメソッドを地道にペアコーチングしながら練習していくフェーズに入ったところだった。5週目はその継続をしていく形で、1つ1つのツールを先生と生徒全員(生徒は自分を含めて5名)でペアを変えて、同じ内容を繰り返して実施する、かつ私にとっては2度目なので途中からは機械的で集中力も落ちてきてしまった。しかし、その気持ちをクラスでシェアすると、機械的になるのは自然で、慣れていくことでリラックスした状態でコーチングできるようになるといわれて、気持ちが楽になり、翌日からはもっと肩の力を抜いた状態でコーチング練習に打ち込めていた気がする。
ツールといったが、実際にどういう内容をやっているのかを簡単に説明する。ただ、すべて書いていると日が暮れてしまいそうなのと、言葉では説明に限界があるので、気持ちが続く限り書いてみようと思う。
まず、行ったのは様々な感情をそのまま感じて受け入れるという、授業では”5 steps”と呼ばれるツール。今抱えている気持ちやいやだなと思うシチュエーションや人を思い浮かべて、その状況で感じている感情を心と体で感じて、その感情を強めていって一気にその感情を手放すのを、その気持ちを受け入れられるようになる、気持ちが楽になるまで何度も繰り返す。正直はじめは、本当にこれで楽になるのかと懐疑感もあった。しかし、繰り返してみるとどうだろう。強くそれを感じるというか、”感じきる”ことでその気持ちが落ち着いていくではないか。なんとも不思議だけれど、実際にやってみるとなぜか本当にそうなっていく。子どもが何かに対して泣いていたとして、思いっきり泣かせてあげると疲れて泣き止むようなイメージだと言われて、確かにと納得した。
そのあと、何度も繰り返したのが、今は本当ではないけれど本当にしたいことについて本当になると思えるまで感じ続けるというツール。まだ実現していないことを考え続けると、逆説的に実現させる、実現させなくてはというような気持ちになってくるという原理を使ったもので、実現させたいことについて、先ほど話した5 stepsを繰り返していく。これを出されたお題についてやっていくのだが、同じお題について人を変えて何度も何度もやるので、正直とても疲れる毎日で、途中からはほとんど機械的になってしまった。しかし、冒頭でも話した通り、慣れることはいいことだと思えるようになってからはコーチする側としてもリラックスして臨めるようになった。

他にもいくつかのツールを使ったけれど、今回はここまでにしようかと思う。9月下旬からデンマークは急に秋らしくなってきて、一気に気温も下がったけれど、どうにか10月は秋らしい日々が続いている。もっと天気が悪いのかと思っていたけれど、意外と太陽が味方をしてくれて、綺麗な夕日を何度も見ることができた。気温低下で少し体調を崩しそうになったけれど、どうにか鼻水程度ですんだので、このまま元気に過ごせたらなと思う。ああ、もう少し秋を感じさせてください…では、このあたりで。Hej hej