
8月の終わりにデンマーク第2の都市であるオーフス(Aarhus)に2泊3日で旅行に行った。学生の街として知られていて、コペンハーゲンからは電車で3時間半程度の距離にある都市だ。人口は約35万人、日本で言うと宮崎市と同じくらいで第2の都市といっても、とてもコンパクト。街のコンセプト自体が、"小さな大都会"というのもなんだか素敵。もともと気になってたこともあったけど、フォルケで出会った友人がそこに住み始めるというのが訪問の一番の理由となった。
朝9時過ぎに家を出発して、コペンハーゲン中央駅からオーフス行きの電車に乗った。早めに予約したので安めのチケットを取ることができたけど、やっぱりデンマークの電車はお高い。穏やかな景色を眺めること2時間ほどで、乗り換えの駅に到着。そこから1時間強、家から持ってきたおにぎりで腹ごしらえをして、電車に揺られていたら目的地オーフスに到着。友人が駅で出迎えてくれた。久しぶりの再会に胸が躍った。
そこから20分ほどバスに乗って友人の住む学生寮へ。荷物を置かせてもらって、少し休憩してから街中に舞い戻った。友人は疲れているようで1日目は1人で観光することに。自分のペースで回れるから、それはそれでありがたい。ということでオーフスに来たら行ってみたかった市役所とアロース美術館に向かった。市役所の時計はデンマークの有名なデザイナーアルネ・ヤコブセンの設計で、建物自体も光を取り入れたところが素敵だったけど、イベント準備中なのか中まで入ることは叶わなかった。建物に生い茂るツタもよい味を出していた。


その目の前にあるのがアロース美術館だ。屋上にあるレインボーの回廊が有名であるが、それ以上に建物のデザインが素敵で、私の心はそちらに惹かれた。内観は白で統一されていて、大きな窓から光をふんだんに取り入れて、光自体も芸術品のようだった。また、展示品も現代アートを中心としたもので、楽しみながら回ることができた。再入場可能なので、途中まで見てから美術館カフェでひとやすみ。美術館独特のゆったりとした時間が流れていて心地よい時間を過ごすことができた。美術館前には大きいベンチが広がる公園があり、大学生らしき若者たちや年配の方々まで幅広い年齢層の人たちがそこでの時間を楽しんでいた。やっぱりデンマークは公園の過ごし方が本当に素敵。



そのあとはオーフスの街並みを見渡せる百貨店の屋上へ。レストランとともに、展望台が屋上に設置されていて食事をしなくても景色を楽しむことができる。でっぱりの先端は透明なガラスになっていて、下を覗くことができる。高所へっちゃらな私からすると楽しい場所だったけど、他の観光客は少し怖がりながらそこを通るのを避けていた笑

1日目はそんな感じで終了。友人の寮に戻り、スーパーで食料を調達してシェアキッチンでいろんな学生たちと交流しながらカードゲームをして楽しんだ。
2日目は、友人と一緒に街へ。ちょうどその日からAarhus Festivalという街全体がアートや音楽、催し物に包まれるイベントをやっていたので、それらを横目に見ながら、まずはオーフスで有名なカフェ”La Cabra”へ。カルダモンラテという珍しいラテを見つけ、お店のおすすめだったので、迷わず注文。カルダモンに本当に目がない私である。いざ飲んでみると、めちゃくちゃ美味しいとはならなかったが、新たな挑戦ができてよかった。

そのあとはオーフス大聖堂へ。ヨーロッパに来てから多くの教会や大聖堂に足を運んでいるので、ここはそこまで感動せず。パイプオルガンなどのコンサートがあるかと思ったけど勘違いだったらしく残念…そこから海のほうまで歩くとお腹がすいてきたので、駅近くにあるストリートフードがあつまる場所へ。お米が食べたい気分で、デンマークに来て初めての韓国料理ビビンバをいただいた。久しぶりの韓国料理、とても美味しかった!オーデンセでもストリートフードコートに行ったけど、オーフスのほうが規模も大きくて、個人的には好きかな。

駅の反対側まで歩いて、オールドタウンのかわいい街並みを見た後は、ボタニカルガーデンへ。途中で、フェスティバルの一環としてコンサートが行われていたので、少し寄り道。いつもなんだかタイミングがよい笑

ボタニカルガーデンは無料で入ることができた。あまり期待はしていなかったけど、想像以上に楽しい時間になった。昨日からの疲れもあったので、2日目は早めに帰宅して、友人のアパートにあるサウナを楽しまさせてもらった。アパートにサウナあるのさすがすぎる。そのあとはまたまた別メンバーでカードゲーム。こういう学生の時間っていいなと改めて思ったり。

最終日は、オーフスから電車で1時間ほど離れたViborgへ。フォルケで出会った友人がそこに住んでいるため、久しぶりに会いたくて会いに行った。Viborgはこじんまりとした街で、ショッピングモールなどは閑散としていたが、街並み自体がとてもかわいくてゆったりとした時間が流れる素敵な場所だった。2,3軒の家が一つの区画に並んでいて、その真ん中に庭があり、みんなで交流できる作りになっているらしい。扉が開いていれば、誰でも見学してよいらしく、いくつかの庭を見せてもらった(見せてもらったというか、勝手に見てただけだけど笑)友人おすすめのカフェでデンマークの朝食をいただいていろいろな話をしてオーフスに戻り、最後に泊めてくれた友人にお礼を伝えてコペンハーゲンに戻った。


第2の都市とはいえ、コンパクトで、とはいえインフラやサービスは利便性が高く、”小さな大都会”を目指している姿勢を感じた。デンマーク国内旅行はこれでほとんど終わりかな。ではまた別の記事で。Hej hej