
4月上旬にフォルケホイスコーレから電車で片道2時間程度のオーデンセ(Adense)に日帰り旅行に行った。移動時間は少しかかるが、1日あれば回れてしまうと聞いていたので、日帰りにすることにした。今回の目的は、アンデルセン博物館である。なんと隈研吾さんが設計しているのだ。デンマークの第3の都市にまで隈さんの建築物があるなんてさすがすぎる。
9時頃に学校を出発して、ボランティアのドライバーにお願いして最寄り駅まで送ってもらい、9時半頃の電車にのった。他のボランティアの子が、ロスキレというコペンハーゲンから1時間程度の街にいくところで、乗換駅まではいろいろと話をしながらあっという間に時間が過ぎた。彼女は学校から自転車できたらしいが、学校から自転車では40分ほど、硬く高いサドルの自転車では私には到底できそうにない、、
そして、お昼頃にオーデンセに到着。いまだに、オーデンセなのかオーゼンセなのかよくわかっていないが、、まずは、下調べしていたストリートフードエリアへ。日本でいうフードコートのようなものである。色々な国の食べ物があり、迷ってしまったが、行く前から気になっていたビーフサンドとビールを選択した。付け合わせのフライドポテトがとてもおいしかった。久しぶりのお肉とお酒に気分も高揚するばかりだった。フードコートとはいえ、やはり物価は高くそれだけで3,000円はくだらない。まあ美味しかったから良しとしよう。


その後は、赤十字のセカンドショップや古着屋さんを寄り道しながら、最大の目的であるアンデルセン博物館に向かった。デンマークでは、セカンドハンドショップがとても浸透していて至る所にあり、特に赤十字のセカンドショップは、質はそこまでよくないにしろ、比較的安価に様々なものが売られている。デンマークでは日本のリサイクルショップと違い、基本的に無償で寄付されたものを販売しているようだ。衣服から家具、おもちゃまでいろいろなものが販売されている。
少し話はそれたが、寄り道しながら博物館に到着。到着と同時に隈研吾ワールドを感じた。ふんだんに木材を使用しながら曲線を描く。デンマークは標高が低いことからパンケーキの国と呼ばれることもあるが、それを意識してか、上から見るとパンケーキが連なっているようなデザインになっているらしい。上から見ることは難しかったが、平地からでもその姿は想像することができた。植物と建物を融合させた素敵な建築であった。

では、いざ博物館の中へ。事前に時間指定でチケットを買っておく必要がある。売り切れることはないと思うが、念のため事前に購入することをおすすめする。メールで送られてきたQRコードを受付で見せて、荷物や上着をロッカールームに預けて中へ入る。アンデルセンの人生を、作品や恋愛、旅といった様々な視点で語られていた。旅好きで恋多き方だったことがよくわかった。そして、その時々で感じたことを素敵な言葉にして綴られていた。最後のほうは、体験型の展示も多く子どもたちも楽しめる仕様になっていた。
そして、博物館とアンデルセンが幼少期に暮らしたといわれる家がつながっており、中を見学することができた。アンデルセンは幼少期かなり貧しい生活をしており、大きいとはいえないひとつ屋根の下で6家族一緒に暮らしていたそうだ。
展示を見終えるとミュージアムショップに立ち寄った。このショップのとても素敵だった。光を取り入れる設計で、天井からは鳥の折り紙がつるされていて、明るく開放的な空間になっていた。ショップで買いたいものには出会えなかったが、展示や建築に大満足で足を運んだ甲斐があったなと思った。

そうこうしているうちに良い時間になってきたので、スーパーで軽く買い物をして、帰路についた。スーパーでビールが破格で売っていたので、ロング缶(250円弱)を飲みながら2時間程度の電車の移動で旅を終えた。

その後、家庭の事情で一度帰国することになったのでフォルケホイスコーレでの生活に関するブログは一旦ここまで。秋タームから戻らせてくれることになっているので、また書いていけたらと思う。6月半ばからはコペンハーゲンに戻ってきているので、これからはコペンハーゲンでの生活や旅行について記していく。では、また。