ヒュッゲに包まれる人生の分岐点

海外での体験談をお伝えします

フォルケホイスコーレライフ - Nineth week

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フォルケ生活9週目。本当にあっという間だ。

 

今週前半は、痛み(身体的な症状)のある人に対するコーチンを事例を聞きながら学び、実際に自分が抱えている痛みについてコーチングした。流れとしては、痛みについて5ステップ(1.痛みがあるという状況に入り込む⇒2.体で表現⇒3.痛みを感じると決める⇒4.実際よりも強く感じて、さらに強めていく⇒5.やめる・手放す)を何度か繰り返す。すると、痛みの原因になっていること(身体的なことではなく、精神的なこと)や、痛みがどのような状況で起こりやすいのかがわかってくる。そして、わかってきたことについて、変わる・変えるためのコーチングをするというもの。

 

正直、言葉で聞いているだけでは、「本当にそれで解決するのか?」と半信半疑だった。しかし、実際にその日抱えていた目の周りや頭の痛みに対して、コーチングしてもらうと、考えなくてはいけない問題を無視しようとして痛みに現れているということがわかった。私の場合、かなり具体的な内容だったため、問題(習慣や癖など)について変えていくのではなく、アクションプランを作るためのツールを使い、どうするかを決めるところまで進むことができた。もやもやしていたものが、すっきりとして痛みも和らいだ気がした。しかし、癌や生理痛についても効くというのはまだあまり腑に落ちていないので、そういう事例もあるんだなくらいで受け止めている。

 

そして、週の途中からは精神障害(Mental Disorder)について学んだ。精神障害の種類や特徴、そしてそれらに対する対処法(完全に治すものではなく、コーチングとしてできること、やってはいけないこと)について膨大な情報量でかなり頭が疲れたけれど、有意義な内容だった。

 

そして、週の最後でコースが始まってからこれまでの振り返りをした。コースはじめに説明を受けていた”Wheel of Health”がこれまで学んだ集大成であることを改めて理解して、やっときちんと理解できた気がした。振り返りをすることで、さらに理解が深まったことに加えて、点と点であったものが線でつながる感覚もあり、いい時間になった。

 

来週からは、もっと身体にフォーカスした授業。だいぶリアルタイムに近い形でブログを書くことができたけれど、まだまだ書けていないこともたくさんあるので、学校にいるうちに頑張って書いていきたいと思う。

美しい炎とヒュッゲを感じた夜

週末の夜は、焚き火を囲んで語らった。これこそ、デンマークのHygge(ヒュッゲ)。やっぱり火を見ていると落ち着くし、無になれる。とてもいい時間だった。ではまた別の記事で。Hej hej

Munich3泊4日の旅 -4日目

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夜中まで飲み明かしたが、翌日の朝も早めのスタート。朝が強い友人と旅をすると1日が長い。18時くらいのフライトだったので、思いのほか観光できる時間ができた。8時半にホテルまで迎えに来てくれるとのことだったが、少し遅れそうとのことでホテルで待つことになった。コーヒーでも飲もうかと「フロント横のコーヒーマシンは無料か」とスタッフの方に尋ねてみると、有料だけど日本が好きだからとタダでもらえることに。なんてラッキーなのだろう。待つこと15分、友人が到着。最終日のスタート。

 

オクトーバーフェスト会場見学

まずは、オクトーバーフェストの会場を案内してくれることに。ホテルから歩いて15分くらいで会場に着いた。9月20日頃から始まるということでタイミングが絶妙に合わず残念…それでも会場準備は始まっていたので、少しだけ雰囲気を味わうことができた。飲食店のためのテントやテラスのみならず、ジェットコースターやフリーホールなどのアトラクションもそのためだけに用意されるらしい。思っていた以上に本格的なアトラクションにびっくり。これが2週間だけのために作られるとは。入口には、1980年に発生した爆弾テロによる犠牲者のための追悼碑が建てられていた。10人以上の方が犠牲になったそうだ。そんな悲惨なことがあったなんて。さらに2024年に起きた事件により、荷物検査など入場は厳しくなったそうだ。なので、会場内は案の定入れなかったけど、周りから中を覗きながら一周散歩して、会場となっている公園のシンボル”ババリア像”を見ることにした。銅像の後ろにはバイエルンの著名人の彫刻が飾られていた。

オクトーバーフェスト準備真っ只中の会場

追悼碑

ミュンヘンを見下ろすバイエルンの女神ババリア

そこからは地下鉄に乗って、昨日も歩いた中心地へ。少し散歩もかねて観光しながら、ほぼ朝ごはんを食べていなかったので、豚肉と野菜の入ったボリューミーなサンドイッチでブランチ。マスタードとよくわからないけど美味しいソースが絶妙にマッチしていてとても美味しかった。本当はドイツらしいパンを食べようかと思ったが、朝早いのと、日曜日ということが重なりほとんどのお店が閉まっていて、それもまたの機会に。ドイツに旅行に行く方は、日曜はレストランやカフェ以外はお休みのところが多いので注意してほしい。日曜は営業しない・働かないということが法律で定められているらしい。

 

そのあとも、中心地を散策して、歴史的な建造物をいくつか紹介してもらった。やっぱり歴史的な建物が残っている街は素敵で、奥が深くて楽しいなと改めて思った。コペンハーゲンを批判するつもりはないけど、個人的にはこういう街のほうが好みだなと。コペンハーゲンは私には少しスマートしすぎてしまうのよね。実際に行ってみたこそわかった大きな気づき。

 

ミュンヘンの鴨川?”Isar”

それから少し場所を移動して、途中で、年季の入ったキオスクでビールを買ってみんながチルするという川辺へ。このキオスクも観光スポットになっているらしい。キオスクなのにビールの品揃えが豊富すぎて笑ってしまった。日曜の午後ということもあったと思うが、川辺ではすでに多くの人が家族や恋人、友人との時間を楽しんでいた。水面に足がつきそうなくらいの岩に座りながら、キオスクで買ったオクトーバーフェスト限定のビールをいただいた。結構癖があったけど、これもこれで美味しかった。余分に買っていたビールは川の水で冷やしながら、色々な話をしているとあっという間に時間が過ぎていた。


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昨夜飲んだ友人の友人(すでに私の友人でもある)が空港まで送ってくれることになっていたので、足早にホテルで荷物をピックアップして待ち合わせ場所に向かった。とそこには、クラシックなオープンカーが!最後の最後まで最高に楽しいミュンヘンの旅になりました。本当に何から何までありがとう。12月も会えそうなので楽しみだし、来年は日本で会えますように。Ciao~

Munich3泊4日の旅 -3日目

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ミュンヘン旅行3日目は、ついに待ちに待ったルームメイトとの再会!1日の予定を考えてくれているようで、8時過ぎに待ち合わせからスタート。9年ぶりだけあって、相手のことがわかるかなとか、どういう話をしたらいいかななど、色々と考えながら待ち合わせ場所に向かった。そして、ドキドキしながら友人が来るのを待っていると、見覚えのある顔の人が向かってきた。実際に会ってみると、全然変わっておらず(いい意味で)すぐに前の関係性に戻ることができた。積もる話もたくさんあったけれど、時間が限られているので、早速ミュンヘンプライベートツアーをスタート。

 

ミュンヘン中心地観光

昨夜来た時は人が多かったけれど、さすがに8時だけあって、街を歩いている人は少なく、8時スタートにしてくれた理由がすぐに分かった。まずは、ミュンヘン中心地の観光名所である教会や広場を回って、ペーター教会の展望台に登ってミュンヘンを一望。ミュンヘンの観光と検索すると出てくるほとんどの場所をそこから見ることができた。ミュンヘンは栄えている街だけど、観光地などは比較的コンパクトにまとまっているから観光しやすい場所だと思う。

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それから教会の目の前にあるマリエン広場と市庁舎を見て、新鮮なものが売っているというマーケットに向かった。市場といっても、屋内ではなくテントの店舗が並んでいて規模も小さめだった。花屋のおじさんは、コーヒーとビールを飲みながら営業していて、ドイツを感じた。ここでは一旦何も食べず、さらに旧市街を散策して、ブランチへ。

写真だと見づらいが、ビールとコーヒー、プレッツェル片手に仕事中のおじさま

ミュンヘンの朝ごはん”白ソーセージとプレッツェル

”Weisses Brauhaus im Tal”に案内してくれた。私のオーダーである、どうしても食べてみたかった白ソーセージを食べるためだ。店内は、地元の人たちで溢れていて、みんな朝からビールを飲んでいる。さすがだ。ということで、我々もビールと白ソーセージを注文。朝ごはんはほとんど食べていなかったので、すきっ腹にビールを流し込むことになったが、最高の朝の始まりになった。そして、隣のおじさまたちとお話していると、プレッツェルと少し遅れて白ソーセージが到着。このプレッツェルが塩気が効いていてビールと合うことなんの。そして、お待ちかねの白ソーセージを、と思ったら友人から食べ方のレクチャーが始まった。まず、12時前に食べるのが決まりだそう。新鮮なうちに食べるための伝統らしい。そして、白ソーセージは皮を食べないのが一般的。手でソーセージをもって、そのままかぶりついてあとから皮を出すのが伝統的な食べ方らしい。ただ、最近はナイフとフォークで切って食べることも多いみたい。とりあえず、伝統的な方法で食べてみる。プリプリ感がたまらない。そしてソーセージにつける甘めの粒マスタードとの相性が最高だった。途中までは手で食べていたが、あまり綺麗に食べられないのと、あとから皮をだすのが抵抗があったので、ナイフとフォークで食べさせていただいた笑

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写真下手すぎて映えてないけど、とても美味しい朝ごはん

有名ビアホール”Hofbrauhaus”

それからまた少し街中を歩いて、ミュンヘンのビアホールといったら検索欄の一番上に上がってくる”Hofbrauhaus”へ。お昼からビアホールをはしごなんてなんて最高なのだろうか。お腹はいっぱいだったので、ビールだけいただいた。有名店なだけあって、お昼でも人がいっぱい。常連用のグラスがキープされているそう。さらに常連用のテーブルも用意されている。歴史の長さとミュンヘンの人の愛を感じた。ビールは1Lサイズも多いが、さすがに多いので500mlを注文。美味しくなくなるから友人も小さめサイズが好みと言っていた笑

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常連さん用のキープグラス

そのあとはバスを乗り継いでニンフェンブルク城へ。妖精の城という意味の宮殿らしい。庭園が綺麗と聞いていたので行ってみたいと思っていた。とても広々していて、散歩するのにとてもよいお城だった。城というより宮殿という表現のほうがあっている気がする。

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オリンピアパーク

それからまたバスに乗って、オリンピアパークへ。1972年に開催されたミュンヘンオリンピックで使用された施設が集まった大きな公園で、広大な敷地内にスタジアム、タワーやアリーナが建っていて、歩いて回るのはかなり大変な規模だった。そして、友人の友人がアイスホッケー場でコーチをしているから、もしかしたら案内してくれるかもしれないという展開に。でも今日働いているかわからないから、その場で電話してみるとまさかの同じカフェに彼がいて爆笑 練習を終えて休憩をしていたところだったそうで、一般の人は入れないところに入らせてもらえることに。なんてラッキーなんだろう。友人にも「本当についているね」って言われた笑 子どもたちの試合をやっていたので、少し見学させてもらった。さすがに寒すぎて長くはいられなかったけど、わずかな時間でもとっても楽しむことができた。急に押しかけて丁寧に案内してくれた友人の友人に感謝しかない…(写真を載せられないのが残念)

アイスホッケー会場

そのあとは歩いてオリンピアパークを見渡せる丘へ。視界がひらけていて、天気も良く、とても気持ちの良い時間を過ごすことができた。今もオリンピックで使われた建物はいろいろな用途で使われているらしく、一部ではジップラインもできると言っていた。今度来るときはやってみたいな。その中には水族館もあるらしい。行ってみたかったと言ったら、早く言ってくれれば連れてきたのにと言ってくれたので、それはまたミュンヘンに来る時のお楽しみに。

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都心の中心でサーフィン”アイスバーグ

一瞬だけBMWの展示場的な場所を通り抜けて、メトロに乗り、急流でサーフィンができるというアイスバーグと呼ばれる場所へ。日本人の友人曰く初心者も体験できると言っていたけど、実際に行ってみるとかなり急流で幅も狭いのでめちゃくちゃ経験がある人しかできなさそうだった。川の両端から交互に飛び込んでいく。川幅が狭く、水量も多いのでぶつからないか、事故が起きないのかとドキドキしたけれど、みんなさすがに上級者なので楽しんでみることができた。そして、その裏にある公園を散歩。みんなビール片手にゲームしたり、スポーツしたり、友達と過ごしていたり、素敵な夕暮れの過ごし方をしていた。ビールを荷車に積んで売りに来るらしく、「ビール買っていかなくても大丈夫だよ」とのこと、さすがビール大国ドイツ。

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それからまた少し移動して飲み屋さんへ。友人の友人も参加してくれることになり、賑わう居酒屋さんで彼らを待つことに。もちろん待ちながらもビールはかかさず、本日4杯目のビールから夜がスタート。ビール2杯を飲み終わったころに、他のメンバーも集まってきて新たな出会いにまたテンションが上がった。だいぶいい時間になってきたところで場所を移動することになり、化学がテーマの不思議なバーへ。化学記号に見立てたドリンクを飲むのは初めてだったのでドキドキしながらも、面白い体験になった。そんな感じで3日目が終了。ここまででだいぶ長くなってしまったので、4日目については別の記事で。Tschuss~

 

 

 

 

 

 

Munich3泊4日の旅 -1,2日目

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9月の初旬にドイツのミュンヘンに旅行に行った。一番の目的は、グアテマラ留学時代のルームメイトに会うこと。ずっと再会を夢見ていたのだが、会えずじまいで、デンマークにいる絶好の機会を逃すまいとついに決心した。ただ、友人は仕事や学校で忙しいとのことなので、2日目までは1人で観光することに。今回は1、2日目について書きたいと思う。

 

まずお昼前に家を出発して、13時過ぎのフライトでミュンヘンへ。イタリアに近い南に位置するミュンヘンだが、1時間半で到着。海外に行くにもあっという間すぎて毎回びっくりする。15時半頃ミュンヘン空港に到着して、ミュンヘン中心地に向かう。だが、事前に入れておいた乗車アプリがなかなか起動せず、出発ギリギリで乗車。ミュンヘンデンマークと同様に改札がないので、乗車したらアプリでチェックインするスタイル。のどかな景色を移動すること40分ほどでミュンヘン中央駅に到着。中央駅周辺(特に南側)はあまり治安が良くないとネット情報では書いてあった通り、移民も多いのか独特の雰囲気が漂っていた。そこから10分ほど歩いてホテルへ。チェックインして睡眠欲よりも食欲が勝っていたので、空腹を満たすため中心地へ向かった。

 

6大ビール”Augustiner Stammhaus”

予定では、レジデンツに行こうかと思っていたが、空港から中央駅までの時間が予定よりもかかってしまったので事前にチェックしていたレストラン”Augustiner Stammhaus”へ直行。お店の奥が開放的で、装飾もかわいらしい中庭になっているよと店員さんが教えてくれたので、そこに案内してもらった。やっぱりドイツといったらビール。ここはミュンヘンの6大ビールブランドの1つで、ビールとミュンヘンの伝統料理が有名ということで、ビールとカリカリの皮が特徴的なポークステーキのマッシュポテト添えを注文。それにザワークラウトが付いてくる。脂っこい料理の多いドイツではおなじみという感じ。まずは、ビールを一口。ドイツビールの重みはなく、軽やかでしっかりと苦みもある私好みのビールだった。ポークステーキは想定通りという感じだったけど、皮は固すぎてカットすることに苦戦し、少しだけしか食べられず...見た目的には食べきれるかと思ったが、いざ食べてみるとボリューミーで申し訳ないが少し残してお店を後にした(ドイツ人の友人もこのお店に連れていくことを考えてくれていたようで、やるべきことをやったね、パーフェクトなスタートだよと言われた笑)

お城のような内容の中庭

コースターもかわいらしい(持って帰ってくるの忘れて残念…笑)

微妙な時間帯になったので、お土産と追いビールを買うため、ホテルから10分弱のスーパーへ。1日目にしてほぼお土産を買い終えて、6大ビールの1つをホテルで飲んでみた。これは大麦の味が濃すぎて、好みではなかった。そしてホテルは壁が薄く、衛生的にもあまり満足するものではなく今回はホテル選び失敗かな…そんなこんなで1日目が終了。

 

シンデレラ城のモデルノイシュバンシュタイン城

2日目は早起きして、ノイシュバンシュタイン城に向かった。シンデレラ城のモデルとなったと言われている綺麗なお城だ。ミュンヘンからノイシュバンシュタイン城に行くには、フッセンという街まで電車で行き、そのあとバスに15分ほど乗って、入口まで行かなくてはならない。そして、そのあとお城まで行く方法は3つ。1つは、シャトルバス。20分おきに出ているようだが、バスを降りてからも数百メートルは歩くことになる。2つ目は、馬車。そして3つ目が徒歩だ。徒歩は30分の山登り。合計約3時間でお城にたどり着くことができる。そして、このお城訪問で重要なのは、入場チケットが完全事前予約制で、かつ時間指定ということだ。ツアーという形でオーディオガイドを聞きながら、お城の中をグループで回るというスタイル。そのため入場時間の15分前までには入口に集合するようにと厳しく書かれていた。オーディオガイドは、多言語で用意されていたので、日本語を選択して、12:45で予約していた。そこから逆算すると、余裕をもって到着するためには、8時過ぎの電車に乗らなくてはならなかった。

 

時間通りに駅に向かったのだが、一向に何番ホームかが表示されない。おかしいなと思いつつも、海外では直前に表示されることも多いので、カフェラテとパンを買って待機していた。しかし、出発時刻ギリギリになっても表示が変わらない。しびれを切らして、出発時刻数分前に駅員に尋ねてみると、その電車はキャンセルになったとのこと。表示がすべてドイツ語なので分かるはずもなく…そして、次の電車は1時間後だよと。もう少し早めに聞いていれば所要時間は長くなるが、次発よりは早く着けそうな電車があったのだが、時すでに遅し…1時間後の電車に乗ると、城到着予定時刻は12:55。絶妙な時間。ただ、今は待つしかないので、気になっていた裁判所の見学に時間を使うことにした。

 

裁判所は、中央駅から歩いて10分弱のところにある。裁判所だけあって厳重な荷物チェックはあったけれど、一般の人でも自由に見学できるようになっていた。中に足を一歩踏み入れると、内装の重厚感も相まって、独特の重々しい雰囲気に包まれていた。朝早い時間なため、人もほとんどおらず、その雰囲気を独り占めして楽しむことができ、よい空き時間の使い方ができたなと思った。

セキュリティの人は見た目とは裏腹にフレンドリーで、腕時計をほめてくれた

そして、今度もまた余裕をもって駅に戻ったが、出発時刻少し遅れで電車は出発。のどかな景色に揺られること1時間半でフッセンに到着。少し雨が降り出していて気温も下がってきたけれど、そんなことに気を取られている暇もなく、早足でバス乗り場へ。すでにバスが来ていたので、順番を待ってバスに乗り込む。そのあとも多くの人が乗ってくるのでなかなかバスが出発せず、やきもき。なぜか後からきたバスのほうが先に出発していて、焦りも感じたけどどうしようもない。その時点で、12時過ぎ。バスに乗ること、10分程度でやっと城へと続く道の入口まで到着。もうあとは早歩きで山を登るしかない。何人もの人を追い越しながら、ひたすらに登った。そして、10分ほど巻いて城入り口に12:35に到着。無事にゲートを通過して、なんとか時間通りにツアーに参加することができた。

駅を出て右に向かうとバス乗り場がある

結局前の馬車の途中で抜かした笑

5分刻みで入場するスタイル。さすが時間に厳しいドイツ

 

城の中は写真撮影NGになっていたので、言葉でしか説明できないのが残念なのだが、中も本当に豪華だった。この城を建てたのは、ルートヴィヒ2世という人で、自分の理想的な世界としてこの城を建てたそうだ。他国の建築やデザインを取り入れて、多額の資金をつぎ込んだそうだ。色々なこだわりが詰まっていると同時に、自分に対するコンプレックスや顕示欲を強く感じる建物だった。ただ完成前に本人は変死をとげたらしい。最上階のテラスからを抜けて見える景色がとても美しかった。なんと今年、やっと世界遺産に登録されたそうだ、タイミングよすぎ笑

絵画のような景色

 

そして、有名なのがマリエン橋からみるノイシュバンシュタイン城だ。城見学を終えて、徒歩で15分ほど歩くと、マリエン橋に到着。小雨が降っていたが、それでも山の中に聳え立つノイシュバンシュタイン城は最高にきれいで、見とれるものだった。そのあとは、すぐ近くにシャトルバス乗り場があったので、ちょうどよく来たシャトルバスに乗り、フッセンの街中に向かった。

ノイシュバンシュタイン城といったらこの景色

ロマンティック街道最後の地”フッセン”

フッセンは小さい街だが、観光客が多く訪れていた。なんともカラフルな街並みがかわいらしい。事前に調べていたドイツ料理のお店に向かい、冷え切った体を温めつつも、やはりビールを飲まずにはいられず、フッセンのビールを注文。ドイツらしい料理を食べようかと思ったが、お店のおすすめと書いてあったチーズパスタをいただくことに。あつあつで濃厚で、カラメル色に炒められたたまねぎがいいアクセントになっている食べたことのないパスタだった。ただ、濃厚すぎたのと、量が多くて食べきれず…でも欲求には勝てずもう1杯ビールを飲んで退散。

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その後は、フッセン博物館へ。フッセンの歴史と音楽に関する展示と、生演奏される音楽を楽しませてもらって、良い時間を過ごすことができた。それから街ブラしながら駅に戻り、帰路についた。微妙な時間にご飯を食べたため、ホテルに着いてもまだお腹がすかず、その日は早めに休むことにした。そんな感じで、ミュンヘン2日目が終了。3日目以降については、別の記事で。Ciao~

 

※ちなみに、ノイシュバンシュタイン城に公共交通機関を使っていくなら、バイエルンチケットがおすすめ。ただし、あとからドイツ人の友達に聞いた話では、Germany ticketというものがあるらしく、そちらのほうが安いらしい。

 

シルバニアの世界に入り込んだような気分

ここは、耳をすませばの世界

 

フォルケホイスコーレライフ - Eighth week

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ついにフォルケ生活も残すところ1か月を切った。あと少しでデンマーク生活も終わりなのかと思いつつ、まだまだ全然実感がわかないのが実のところだ。1月上旬に帰国する予定だが、まだ帰りのフライトも予約していない。早く年末年始のことを決めたいと思いながらもなんだかんだ後回しにしてしまっていて、年越しをどこで誰と過ごすかを決めかねている。そんなに悩むくらいなら、年内に日本に帰ろうかとも思ったが、せっかく海外にいるのだから、海外の年越しを経験したいという思いが勝ちそうだ。本当にそろそろ決めないとな…

 

そんなことに悩みながら、今週もコーチングの日々。ただ、いろいろと事情があり、一人のクラスメイトがこのタイミングで我々のコースから離れることになった。もともと5名という小規模だったので、一人減るだけでもかなり雰囲気が違うし、ぽっかりと穴が開いたような気持ちになった。詳しくは触れないが、本人がしたいようにすることが一番だと思うし、今回のケースであれば、その選択が本人にとって一番いいと思ったので、その選択をした彼女を心から応援している。とはいえ、コミュニティを去るわけではないので、これからも仲良くできたらいいな。

 

授業の話に戻ると、コーチングの力を実感する経験について話したいと思う。正確には1週間前の話だが、ペアコーチングで先生(いつもの先生ではなく、このコースを何度も受けて、実際にコーチングもやっている方)とコーチングをする機会があった。そこで、直近で悩んでいた「今後の予定を決めきれない」ことについて相談した。コーチは様々な質問をして、この状況を紐解き、なぜ決められないのか、何がネックになっているのかを引き出し、どうすれば不安を持たずにいられるのかという解決策まで導いてくれた。言葉にするととても単純で簡単なことのように思えるが、この悩みは私の中で、かなり大きな面積を占めていたので、解決の糸口が見えたことはとても意味のあることだった。正直、はじめてコーチングの意義を本当の意味で体感できた瞬間だった。このような体験をぜひ多くの人にしてほしい。コーチになって自分がそれを提供できるようになりたいと、改めて思うことができた。

 

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今週は変化の変わり目にいつも起こる喉の不調に見舞われ、あまり積極的に授業に参加できず、クラスメイトにも迷惑をかけてしまって申し訳なかった。こればかりはどうにも治らない…数日喉ケアを頑張っていたら少しずつよくなってきた。そして、フォルケのみんなが本当に優しく気遣ってくれるので、精神的にもおだやかに暮らせていることが早く回復することにも影響していそうだなと思った。みんな、いつもありがとう。そんなこんなで、だいぶ冬に近づいてきたデンマークとともに、今回の記事はお別れ。Hej hej

フォルケホイスコーレライフ - Seventh week

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フォルケホイスコーレ生活の折り返し時点を過ぎて、終わりが見えてきた。ここでの生活も、みんなとの時間もあと少しなのかと思うと寂しくなるなあ。忙しい日本の日々に戻れるのかなあと少し不安にもなることもあるけど、実際帰ったらすぐに慣れるんだろうな笑

 

今週も今週とてコーチングの日々。今週からは、1つ1つのツールではなく、これまで学んだツールを使って、本当のコーチングを疑似的にやってみる形式に変わった。まだ各ツールの理解も完全とは言えない中で、どのツールを選び、どういう流れでやるのかを考えなくてはいけないので、なかなかスムーズには進められなかった。しかし、だんだんと回数をこなしていくと、たぶんこうかなという道筋が見えるようになってきた。やはり何事も経験の積み重ねだなと痛感する日々。さらに面白いことに、同じものを使っていても、相手や悩み事によって毎度新たな発見があるのだ。なので、1つのツールを繰り返し練習するより、個人的にはこの方法のほうが楽しくコーチングの練習ができた。1回のコーチングで1時間半~2時間、長いと2時間半以上の時間を使うので、1日があっという間に過ぎていく。そうしているうちに、今週の1週間はあっという間に感じた。

 

そういう時間を一緒に過ごしていると、自然とクラスメイトとの距離感も近くなっていき、今週末はみんなで最寄駅から電車で30分ほどの南の街へ遊びに行くことにした。直前に決めたため、ボランティアのドライバーには迷惑をかけることになって申し訳なかったけど、どうにかお願いできて事なきを得た。10時頃学校を出発して、11時過ぎに目的の街”Nykøbing”に到着。駅に降り立った瞬間、なんともいえないにおいが…近くにごみ処理場があるらしく、その匂いが街に漂っているらしい。少し残念な形で始まった街散策だったけど、最寄りの街よりも栄えていて、セカンドハンドショップが多く、楽しんで買い物ができた。

 

だんだんとお腹がすいてきたので、みんなお目当ての”お肉”を食べるべくケバブ屋さんへ。店員さんがとても気さくで優しく、そしてお店が清潔で、ケバブも美味しく、デンマークにしては手頃なお値段でお腹いっぱいになれたので、大満足なランチになった。そのあとは、気になっていたベーカリーがあったので、シナモンロールとカルダモンロールを買って、その近くにあったセカンドハンドショップでも気に入ったものを見つけられてハッピーな気分で街の中心地に戻った。

 

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顔はめバージョンは載せないスタイル


その日はハロウィンだったので、町中でデコレーションを見ることができて、少しだけハロウィン気分を味わえた。デンマークも結構ちゃんとハロウィンやるんだなと新しい発見もあって楽しかった。私はもう買い物に満足したので、そこからは二手に分かれて回ることにした。私はイタリア人のクラスメイトとカフェでまったりすることに。その途中で、道に生えているラベンダーを見つけて二人で鼻に押し当てながらにおいに対抗した笑 そんなしょうもない出来事が楽しい思い出になる。

 

お店はほぼ満員だったけど、どうにか席を確保できて久しぶりのカフェラテとチョコレートケーキ(友人が買ったものを食べきれないからと分けてくれた笑)をいただいた。至福の時間。そして、そのカフェのトイレで素敵な言葉に出会った。

”Make yourself a priority"(あなた自身を大切にしなさい)

そして、いろいろと話をしているうちにあっという間に待ち合わせ時間になった。カフェの目の前にある教会的な建物が、秋の景色に溶け込んでいてとても素敵だった。帰りにスーパーで買い物をして帰宅。

煉瓦と紅葉ってなんでこんなにも相性がいいのだろう

 

学校に帰ると、ボランティアの子たちがハロウィンディナーを作ってくれていた。そんな素敵な週末を過ごせた7週目でした。では、また別の記事で。Hej hej

こういうのも本当上手に作るなあ

フォルケホイスコーレライフ - Sixth week

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ついにフォルケ生活の折り返しに来た。長かったような、早かったような。これまでを振り返ると長く感じるし、残りの期間を考えるとあと少しのような気もするし、捉え方次第で全然感覚って変わるよねと学校の友達と話していた。

 

6週目も変わらず、ひたすらペアでコーチングを進めた。しかし、内容としてはこれまでの1つのトピックに対して短めのツールを使うのではなく、自分が直したいことやいやだと思っていることを変えていくためのプロセスになるので、1つのツールとはいえ、最低でも1時間、長いと2時間半程度かかることもあった。午前中に1回(自分がコーチ)、午後に1回(自分がコーチイ)、最後に質疑応答や1日の振り返りをして終わるという流れがルーチンになった。

 

では、どのようなツールなのかというと、変えたいことについて、コーチが様々な観点からそのトピックを考えたり、感じたりするよう促していき、最後に本当に変えるのかを決意し、変えるのであればそのために何をするのかというアクションプランを作るというもの。変えないという選択をしたとしても、それをどう向き合っていくのか、向き合うために何をするのかということを考える。

観点の例は以下の通り。

”はじまり/終わり”

 ―その状況や経験には起点となることがあり、いつかは終わるということを考える/感じる

”メリット/デメリット”

 ―その状況や経験における良くないことと良いこと(それによって避けられていることなど)を考える/感じる。このメリット・デメリットがいろいろな気づきを与えてくれる

 

毎日毎日、自分の直したいことや変えたいことと向き合う、かつコーチとしての勉強をするので、頭と心の疲労感がとてつもない。しかも、ペアによっては英語でやらなくてはいけないので、言語の壁も重なって疲労困憊になる日も少なくなかった。でも、周りの友達やクラスメイトと支えあいながら、どうにか1週間乗り切った。

 

ぱんぱんに膨らんだ栗。西洋トチノキというらしい。食べられないのがかなしい

そして、急にお休みの日にちが変わったので、他のコースの人とも同じ日程でお休みを取れることになったが、お天気が味方してくれなかったので、おとなしく学校に籠ってひたすらに作業と、ドライバーにお願いしてスーパーに買い物に。同じ日の夜にも出かけられることになったので、スーパー大好きなお友達と3軒のスーパーをはしごした。スーパーだけでこんなにテンション上がるなんて笑

 

折り返し時点になったので、後回しにしてしまっていた日本での就職活動をついに開始。なかなかうまくは進まなかったり、優先順位をどうつけるか悩んだり。でも、それについてコーチングできるから、いいタイミングだったかもなと。そんな感じで、あっという間のデンマークの秋を感じた1週間が過ぎた。ではまた別の記事で、Hej hej